宵の風 プロフィール


リコネクティブ・ヒーリングⓇ
ファンデーショナルプラクティショナー
宵の風こと、柵木悦子 Etsuko Masegiについて。
 
 
 
1975年愛知県西尾市生まれ。
2025年2月現在、愛知県岡崎市在住です。
 
大きな口でよく食べよく眠る、母親にとって子育ての楽な赤ん坊だったと聞いています。2歳の時に、右手中指を落としかけるケガをしましたが、幸いすべての指とともに大きくなることが出来ました(救急で駆け込んだ病院では、大人が4人がかりで押さえていても、診察台の上でぐるりと一周回ったそうです)。
 
3~4歳の頃のこと、深く深く眠っていたところから、薄暗いトンネルのようなものを落下するように通過して、肉体意識へと戻りました。目覚めて、ここがどこで自分は誰であるのか、しばし考えを巡らせ、自分が幼児であることにとても違和感を覚えました。指のケガの治療はまだ続いていて、固定する矯正具がそばにありましたが、全く見覚えもなく、母親に聞いて指にはめてもらい、どういうものなのかを教えてもらいました。このように前日までの記憶は一切ないのですが、その日からは鮮明な記憶が始まりました。その時から今日までずっと変わらない意識状態で生きています。
 
そしていつの頃からか、とても虚弱な体質へと変化していきました。
 
両親とも自営業を営み、休みが取れない暮らしをしていたのもあってか、日常的に薬を飲むことが我が家では当たり前でした。大きくなるにつれてストレスも重なり、薬の副作用が大きく現れるようになり、具合が悪い時は「ただ寝ている」ことしかできなくなりました。積極的な医療行為をしていないということで社会的に責められた時に、世の中の常識に初めて疑問を持つようになりました。
 
それから大切な人との別れが続き、特に母の急逝後は、チャレンジの連続でした。私にとって家に母がいないことは、もはや家ではないことと同じでした。自営業(学習塾)の引継ぎもして、まさに手探りで塾の子供たちを育てながら、自分自身の悲しみや寂しさを癒し育てていったような年月でした。
 
母の死後ほどなく、ホメオパシーに出会い、同種療法というものの哲学や自然観・宇宙観の奥深さに惹かれ、専門校へ入学します。渇きを潤すかのような4年間の学びを経て、ホメオパス資格を取得しますが、人の心や霊的側面に対する興味が尽きず、そのまま学びを続けてインナーチャイルドセラピストの資格も取得しました。以来、物事の俯瞰的視点や人間の感情的側面への考察などを深めてきました。
 
卒業後に気の合う仲間と始めた神社参拝で、さまざまな気付きが訪れます。今度は神々や自然、そして宇宙に対する興味が溢れてきました。次々と起こる不思議な出来事、導かれる神社仏閣とのご縁によって、これまでの人生にはっきりとした一線が引かれ、新しいフェーズに入ったと感じました。
 
そしてここから人生の大きなターニングポイントがやってきます。
体に異変が起き始めました。電磁波への過敏さが立ち上がってきたのです。
 
電磁波過敏症は、私を社会的生活から遠ざけていきました。
 
自営業をやめ、この体質でも何とか出来る内容の仕事に就きました。家の中でも、掃除機やドライヤーが苦手になり、エアコンから離れ、TVも置けなくなりました。スマホが持てなくなり、Wi-Fiの飛ぶ空間やLED照明の建物に入れなくなり、友達とも気軽に会えなくなっていきました。市役所や病院へ助けを求めたいのに電話はつらくて掛けられず、スーパーへ行くのも大変でした。公共の乗り物も難しく、またいざという時に避難場所へ行くこともできないと分かりました。人が集まればその数だけスマホが集まることになるからです。
 
それでも食べていくためにと仕事を続けていましたが、5Gが広まるにつれ、体が完全に機能不全に陥っていきました。そして、その仕事を突然失いました。
 
自分以外の人はみんな繋がっていられるのに、私だけ何故できないんだろう。
この状況は何が原因なのだろう。社会って、命って何だろう。
 
懇意にしていたお坊さんが「仕事なんか無くたって、神と繋がってさえいればいいんだ」とおっしゃってくださり、その細い糸を必死に握りしめて、家でひとり、静かに暮らします。
 
どうすることも出来なくて、朝はゆっくりと起き、すでに高くなったお日様の下で洗濯物をゆっくりゆっくり干しました。あれこれ考えず、そのことだけに集中しました。すると驚くことに、胸の奥にじわりと安堵感が広がりました。
 
ああ、もう無理しなくていいのか ―。そうか、もう限界だった。
 
経済的不安はもちろんありましたが、身体に鞭打って働くことをギリギリで天が止めてくれたと、そう直観的に理解し、自分を辛い目に遭わせることは二度としないと決め、人生で初めて休養を最優先にすることにしました。
 
するとその日以降、夢の中で励ましや教えを受けたり、エネルギーを用いた心身の治療が行われたりと、不思議なことが次々と始まったのです。何が起きているのか知りたくて、いろんな本を読み、情報収集したのち、チャネリングや透視が出来る方のセッションを受けました。そして、そこで運命的なことを聞かれます。「リコネクションを受けたことはないのか?」と。
 
リコネクション…!
 
実はセッションの3日前から、リコネクションの書籍を読み始めていたのです…。何という偶然だろう、まさに導きだと感じられました。ああ、神様は私をまだ見て下さっている―。見えない世界からいろんな救いの手を伸ばしてくださっていることを知り、不思議な出来事もすべて信頼して、とにかく前に進んでみようと、さっそくリコネクティブ・ヒーリングを受けたのでした。
 
それはとても驚きに満ちた体験でした。
私自身の個人的なものとして、次のような気づきがありました。
※このヒーリングは特定の症状に特化したり、治療するものではないということを、ここでも記しておきます。
まず肉体面では、息が大きく吸えるようになりました。気道が拡がった、もしくは新しい気道・肺に置換されたかのようでした。息を吸うごとに身体がリフレッシュし、機能が蘇る感じがしました。呼吸というのは、単に酸素と二酸化炭素の入れ替えをしているのではなく、呼吸のたびに多くの「情報」を肉体に取り込み、同期/リニューアルさせていると感じました。そしてこの周波数によって、自動的にもっとも適切な状態へ身体全体が調整され始めたことが、感覚として理解できました。
 
精神面では、身体の変化とともに、宇宙叡智というものに対する疑念が崩れ去っていきました。それにともなって、感情的なこだわりやこの社会になじめない罪悪感、未来に対する不安などが、順々に薄れていきました。結果として、すべては恐れが見せている幻想なのだと気づき始め、手放しの旅が本格的に始まっていきました。
 
そして霊的な側面については、ヒーリング初日に見た不思議な夢の話を記したいと思います。その夢が展開された世界は、人間以外のすべてが絵や紙で作ったような「作り物」で出来ており、それらを現実化させる責任は私自身にありました。住んでいる家、その内部、庭の植物や動物、自然環境など、自分の住む世界すべてに対して責任があり、また期限というものがありました。あっという間に夜になり、全部を期限内に完成させられないと悟った私は、優先順位をつけて制作を続けました。そしてふと外を見てみると、夜空がまだ「作り物」のままであり、クレヨンで描いた夜空の絵が、空いっぱいにはめられていました。空を現実化させるということが非常に困難で時間もかかることから、私は絵を書き足してごまかそうと、クレヨンで星の横に流れ星の尾を書き足していったのです。すると、何と夜空は一瞬で本物に変わり、空一面に流れ星が流れ出しました。それを見ていた人たちはみな驚き、口々にその美しさを称賛していました。空が現実化するということは、あまり起こることではないようで、初めて見たという人がほとんどでした。もちろん私も驚き、星が次々と流れる美しい天体ショーを楽しんだのでした。
 
今この夢をどう解釈しているのかというと、これは多次元への扉が開いたことを意味していると思うのです。星は私の多次元存在というものを表しており、本などで見聞きしていた「ただの情報=作り物」(=自分の身の上のこととは思っていません)から、自分の生きるリアルな世界に「息づくもの」になった瞬間をとらえたものだと考えています。
 
というのも、はじめは流れ星は「夢が叶う」「未来が拓ける」「悩みが無くなる」「元気が戻ってくる」など、そんな吉兆の徴なのだと思っていたのですが、セッション後から始まる経過(プロセス)を通して(→このプロセスがリコネクティブヒーリングの真髄です!)、多次元世界の認識をはじめ多くの体験や気づきを得ることができたからなのです。そして、私という存在は、これで完全であり、これからも完全であり、体験することすべてに意味があり、安心してその体験を楽しめばいいということが腑に落ちるようになりました。これは、単に体調や気分が良くなること以上に、大きな大きな収穫であり、まさに意識の拡大や進化と呼べるものでした。
 
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その後、縁あって、リコネクティブ・ヒーリングⓇのファンデーショナルプラクティショナーとして活動する運びとなりました。
 
これから見られるもの、体験するものすべてに心を開き、地球でのこの命を大切に生きていくとともに、この周波数を多くの人に届ける「扉」として、愛のエネルギーで響き合う繋がりを、地球に構築していきたいと思っています。
 
私たち人類が宇宙(多次元世界)デビューする時に、この周波数が共通言語になる気がしています^^