2025/3/2

自然とは

 
植物や動物と会話が出来たら、どんなに幸せだろうー。
 
これはわりと昔から持っている思いなのですが、原体験のようなものがあります。
今日はそのお話をしてみたいと思います。
 
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実家の横に、小さな山?雑木林?があり、斜面を登っていくと少し拓けた場所がありました。
 
そこには一本の若い梅の木があり、早春の花を楽しむ事が出来ました。
 
とはいえ、子供の頃ですから、花を愛でるためにそこへ出かけるわけではなかったのですが、暖かくなってきてうずうずしたのだと思います。ひとりで山に入って、斜面を登っていきました。
 
すると、咲き始めていた梅の木に、スポットライトのように陽射しが当たっていて、それはそれは美しかったのです。
 
吸い寄せられるように梅の木に走って行きました。
 
不思議なものを見ているような気持ちがしましたが、なぜだかとても嬉しくて、ぐるりと見て歩いたり、そばで座ったりしながら、けっこう長い時間を過ごしました。
 
梅の妖精が見えたとか、木と話したということではなかったのですが、でも梅の木に呼ばれてそばまで走って行き、何らかの交流をしながら時間を過ごしていたな、という感覚は覚えています。
 
そして、大人になってひとり暮らしをし始めたころ、ベランダに置いてある鉢植えのそばで、ぼーっと座っていたところ、不意に「嬉しく」なったことがあります。声は聴こえないのですが、何かに話しかけられたことへの反応でした。
 
それは鉢植えの小さなヤマブドウの木だったのですが、私に「ありがとう」と言ってくれたのですよね。
 
まさにハート・トゥ・ハートの会話でした。
 
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少し前に、植物のエネルギーが見えたことがあります。
 
予想以上に大きく、大量?で、それは私たち人間に対してただただ放出していることが分かり、目頭が熱くなりました。
 
動物園の動物たちも、ハートを開いて観察してみると、見られているのは実は人間の方だったことが分かり、動物たちが一生懸命に人間を喜ばそうとしていることを知りました(野生動物とは違って)。
 
自然界というのは、人間が地球上で安全に健やかに生きていけるように準備されたものだそうです。まさに『献身』ー。それを知らずに生きていくこともできますが、感謝して支え合いながら、調和の世界を作ることもできます。
 
私はもっともっと自然の声を聴けるようになりたいと思っています^^
 
(天ノ川と熊野川の中間である十津川沿いの桜@十津川村)