2025/3/10

夢中になれること

 
食べるために生きるのか、働くとはどういうことなのか。このことを考え出すと、なぜ生まれてきたのだろうか?という問いに辿り着くことになろうかと思います。
 
私自身は、体調を壊したことがきっかけで(電磁波過敏症)、今の社会システムの中で安心して生きてゆくことが出来ないという事実に行き当たりました。その安心を手に入れるため、皆が何かを犠牲にしながら働くことで「我よし」の価値観が横行し、けっきょく誰も幸せになどなれない世界をどんどん強化していることを目の当たりにして、こんなことのために生まれてきたのか?と深く悲しみ、悩みました。そして幸せとは…?と、何周も考えている気がします。
 
ご神仏の声が聴ける方の本を読んでいたら、「大切なのは生きがいや喜びをもって生きていくことだ」と書いてありました。たとえば、足が健康で動くから学校や職場などへ自分で行く事が出来るといったようなことを「幸せ」「喜び」だと定義することは、なかなかに難しいし続かないのですよね。それに病気や事故でその健康を失った時には「不幸」になってしまうし、生まれながらの不幸な人もいることになってしまうのです。そうでは決してないのですよね。
 
それらはむしろ「感謝」することであって、健康な身体や頭脳は「人生に役立てるべきもの」なわけです。
 
心から楽しいとか嬉しいとか、安心や豊かさを感じる物事というのは、それこそ人によります。動物や自然に触れること、子供や人を育てること、特技を生かして働くこと、神仏に触れること、美味しいお料理を楽しむこと、芸術やモノづくりに励むことなどなど。時間も忘れて、やってもやっても飽きることなく、もっともっと、いつだってそれに触れていたい…そう感じられること。それを大事にして生きていくことだと、書いてありました。
 
ホメオパシーを実践してきた理由のひとつに「生まれ持った使命を果たすため(に必要な健全な心身を養い保つ)」というのがあります。おかしな社会経済システムの中で(安全ではないものを安全とされ、十把一絡げで平均値を定められ、個性を赦されないような社会)、疲弊したまま人生を終わらせる(薬害や誤った価値観からくる無茶な働き方が原因の病気が蔓延)のは、霊的にもある意味馬鹿げた話(どこが進化できたのか?)ではないかと思うのです(※私個人が採用している考えの一つです)。
 
ホメオパシーはどちらかと言えば、引き算の健康法とも言えるので、現代の余計な添加物や化学薬品系の物を出来るだけ避けたり排出しようとする厳しい?一面がクローズアップされがちですが、健全な肉体・精神形成に必要な純度の高いエネルギー(自然に近い形の衣食住や生活習慣、心の持ち方など)を供給することを合わせてしなければあまり意味がないとも言えます。お金のための無茶な働き方や享楽的な快楽のために添加物を避けていても魂の満足・進化は出来ないのでは?ということです。そして感激や喜びほど、純粋で大きなエネルギーはないのです。それを見つけていくために、自分自身の心(インナーチャイルド含め)と向き合う時間もとても大切と思います。
 
誰もがこの世に生を受けたのには大きな理由があって、それを覚えたままで生まれてきた人はあまりいないのですが、思い出すヒントが「大好きなこと」の中に隠れています。だから「夢中になれる楽しみ」を持って生きるのが大切なのですね。
 
その中で、人間関係や自然との共生の仕方、生きる智慧など、大事なことを全部学べるように出来ているそうです。苦しいことを乗り越える力も付けられます。
 
これまでの社会的価値観においては「老後に楽しむため」、お金を稼ぐことが最優先されるよう、あらゆる手段を使って扇動されてきました。しかしその「老後」には、これまでの誤った医療や食事、生活習慣などにより、楽しめるだけの「健全な心身」が失われており、介護の分野での改革も進まず、不健康は自己責任・迷惑とでも言うように、意識も低いままで停滞しているように感じます。
 
楽しみの先取り笑と、感謝(「よかった探し」と「ありがとう渡し」)の心がけをしながら、これからの時代を皆で創造していきたいものですね^^
 
この方の生き方に共感しています。